スイッチ2 リア充ストバス軍団

楽しそうな子供達を見た後、更に更に東へ進んだ。もう夏がそこまで来とるので、ビーチは結構人がおった。水族園の西側辺りにあるストバスのコートで、学生と思しき男女7人がバスケットをやっとった。どの人もバスケの経験者ではないようで、少々じれったい位にシュートが入らんねやけど、とっても楽しそうやった。
その緩いゆる〜〜いバスケを見とったら、脳内に雷が落ったような衝撃が走った。彼らがやっとう事は、鷲が学生時代に理想そのものなん。結局大学では友達が出来ず、学内での楽しい思い出も無く、サークルも入らず、だから言うて勉学に励んだ訳でもなく、バイトしとった訳でもない・・・そんな何した訳でない学生時代やったけど、実は目の前の彼らのように、「今」を楽しみたかったんよね。
高校卒業後辺りから、リア充な人を見るのが辛い・・というより 怖く なって、繁華街を歩くのが耐え切れなくなってきた。人の目が怖くて、なるべく人のおらんとこおらんとこへ行ことする癖がついた。だから、バスケがしたくなっても、深夜誰も来なさそうな時間に、こっそりとちょっとシューティングする程度やったん。バスケは1人では出来んからね。シューティングを延々しとっても虚しいけど、仲間おらんからなぁ。

ビーチの散歩だけで、ボキボキ心折れていく。
鷹取駅北西のコートは本格的な経験者が多く、結構見応えのあるゲームをやっとった。ええなぁ。東灘は無いんよコートがよ。川井公園の小学生用位しか知らんわ。ちゃんとしたんやったらHAT神戸迄行かな無いし。
リア充に程遠いから、リア充への憧れは半端ないんよね。