高級な滝

中禅寺湖沿いに進むと、やがて現れるのは華厳の滝
もうこの辺りは有名な観光地+小学校修学旅行定番地とあって、人でごった返しとった。土産物屋が立ち並び、色々と店(屋台な)が出とった。最近観光地でアジア系が目立つ。中国を筆頭に韓国やらインドやら。
早速滝を見に行った。展望台は二階仕様になっとって、まず上から見た。安全の為のフェンスが邪魔やったが、それでも滝の迫力というのは伝わってきた。下の階でも見た。この展望台やねんけど、結構ガタきとんのよね。大丈夫?エレベーターで滝の下へ降りて、下から見上げる事もできたんやが、あまりの行列とこの付近の渋滞を考えると宿に着く時間が遅なりそうやから止めといた。

 
華厳の滝の先で国道は二手に分かれる。第二いろは坂に入る。今地図見ながら書いとんやが、ぐねりまくりやねここ。渋滞の名所というか、車酔いの名所というか(ぉぃ。カーブごとに仮名が振られとんのね。標高下げながらカーブを曲がって日光市街地へ向かう。
車の渋滞が酷いせいか、歩道を掃除しながら歩いとうおっちゃんとほぼ同じスピードでしか進まん。東大植物園前を通ってわき道にそれた。今日はもう遅いので寄らんが、東照宮の下見をした。東京から手頃な距離にあるせいか、やたらと関東的保養所・リゾート地なかほりがする。以前家族で伊東へ行った時に感じたのと同じかほり。具体的にどんなんやと言われても言葉では表現しづらいけど。何となくの感覚で。大谷川沿いに進んで目指すは霧降。

林に入る道を進むと東京都区部の林間学校がようさんあった。
道なりに進むと駐車場があった。トイレは寒冷地だけあって、入口にドアが付いとって、ヒーターもあった。これ書いとんのが季節が間逆の真冬で、日光市の気温が-2℃やねんね。ひぇ〜。神戸で氷点下ってないからなぁ。
そこから、『霧降の滝入口』 の碑がある道に入っていこうとしとったら、前方で姉が笑い崩れとった。
どうやら、父が
『 霧降 の滝』、『 しもふり(霜降) の滝』と読み間違えたらしい。

何その高級和牛な感じの滝は!

整備された道を進むと程なく霜降の滝(違 の観瀑台に出た。滝までは距離があったが、ここもまた絶景やった。ただ、家族で記念撮影をしようとしても家族と滝を同時に納めることができず、どう見ても『山間の秘境で楽しく遭難する一家(どんな状況やねん』にしか見えん。

滝三昧な一日やったなぁと思いながら、ペンションが立ち並ぶ別荘地の一角にある本日のお宿へ到着。