白線の内側まで下がってお撮り下さい!

国道120号線を走る。北関東の山沿いの田舎道を道なりに進むと、これまた田舎〜な学校があった。鷲が言う『田舎』というのは蔑称ではないのでお間違えなく。鷲は田舎がないから、ようこんな感じの田舎に憧れたもんやわ。
そっから先は急に道がぐねりだす。老神温泉を少々かすりながら先へ進み。適当な所にあった駐車場へ停めた。

山道を歩いて吹割の滝を目指す。大抵の人は120号線沿いの土産物屋がある側からアクセスするらしく、こっちは人通りが少ない。かなり高い所から滝を見下ろす。こんな高い所からでも迫力がある。それと人大杉
山道から下りて整備された小道へと入った。浮島を通って人大杉な川沿いを進む。こんな山奥で川幅が広い川というのは神戸ではないから新鮮。そして吹割瀑を見た。岩に白線が引いてあって、それを越えると警備員がピーと笛を吹くんやが、ピーピー鳴り捲り。マナーを守らん観光客がいかに多いかですな。あと、記念撮影したい気持ち分かるんやが、用意済んでからサッと写したらええもんを、ドンくさく中々写せん人やら、人が撮っとうのによう確認せんと前通る人続出で、滝渋滞しとった。

迫力ある風景を堪能したあと土産物屋が固まる集落側へ出た。ここで何やら妖しげな精力グッズを売っとって、『自称大蛇』の方が反応しそうな文句が書いてあったが、書かんとく。

車に戻り、更に国道を進んで行く。やがて「里」な風景から「山」な風景へと変わる。
すると道沿いに足湯があったので寄って行くことにした。最近は足湯ブームなのか、各地で気軽に入れる足湯が増えてよろしい。少々熱めの湯にしばし浸かった。温泉のトイレが寒冷地仕様になっていた。この辺は相当冬寒いんやろね。

今度はスキー場が見えてきた。丸沼高原スキー場である。もうそろそろええ時間になってきたし、この先は県境で何もない区間になるということもあって、昼食をここで取ることにした。
駐車場は満杯やった。関東の行楽地駐車場は車のナンバーが多種で見ていて楽しい。こっちやとそこまで割れんしね。ここの名物であるそばを食べた。窓からゲレンデが見えるんやけど、グラフスキー(というの?知らんのよ)が多くて夏やのに賑わっとった。

ここから運転を鷲に交代。
丸沼・菅沼を左手に進むと金精峠トンネルに入った。ここで群馬とはおさらば。