色々と重い

昨日の朝礼にて上司の娘さんが亡くなったことを知らされた。大抵の人が車通勤+割と近所ということもあって、通夜に行ったらしい。鷲の場合は定時に上がってすぐに家に帰っても職場に再び戻れるのはその3時間半後位。だから今日の葬式に参加することになった。

まさか突然葬式に参加することになるとは思わず、喪服の用意も何もしてない状態。慌てて親のを借りたが、靴がない。そういや和ワカ女の結婚式の時に革靴を履いた時に突然壊れてそのままになっとったわ。前職場にて革靴を履いていってはいたものの、色が黄土色に近くてとても喪服と合わん。通勤に履いていっとる黒靴(一応革製)にした。白ラインが入っているが、こっちの方がマシと判断。
職場最寄駅に着いたら上司らが見えてそそくさと逃げて(なぜ逃げる?)別ルートで会社へ。車二台に分かれて葬儀場へ向かう。その道中で喪服に穴があいている(線香で焼けた?)のに気が付いて、どんどん気分が沈んでいった。

葬儀場に着いてみんなさっさと香典を渡す場所へ並んで渡しとった。鷲は前日に社から既に出しとう話を聞いて、その時に個人ではあまりせん方がええみたいなニュアンスで取ってもてたから用意してへんの。靴・喪服・香典の3連続パンチにヘロヘロになった鷲は、会場の狭い狭い椅子で必死に喪服の穴を隠しながら、ただ一秒でも早くこの場から逃げおおせたいという一心で葬式が始まるのを待っとった。

その上司は意外と若い。かなり後で知ったことやが、かなり年上やと思い込んどったその人は実は鷲とあんまり変わらんの。従って亡くなった娘さんもほんの赤ん坊の可愛い盛りな年頃。
特に病弱という訳ではないその娘さんは突然亡くなったらしい。喪主である上司は、その娘さんのエピソードを語り、「こんな早くにいなくなってしまうなんて・・・」と涙ぐんだ。遺影や上司を正視できなかった。その上司はとても優しく、仕事上でも頼りがいのある人で、こないだも昼食の時に「(娘に)何か楽器やらそうかな」と話しとったんを覚えている。やりきれない思いでいっぱいになった。

焼香も素早く済ませ自分の席に戻った。出棺を見送り、親族以外はそれぞれ帰っていった。
職場に戻ってから電車組は送るよととある女上司が言うてくれたけど、鷲は一刻も早く逃げたかったのでそそくさと抜け出して駅に向かった。しかしその途中で車で送る途中のさっきの上司に見付かって、
「ひたち野君、乗らへんの?」と誘われたが、
「あともうちょっと駅やからええです。」と断った。

しかし本数がそんなに多くない職場最寄駅で電車組の上司と結局同じ電車になってもて、新快速乗換を口実に途中で降りた。
やっとの事で家に着いたが、香典を渡した時に引換で貰うのの中に清め塩が入っとるらしく、仕方なく親に玄関先まで「食塩」を持ってきてもろた。ほんま最後の最後までグダグダやわ。もう嫌。

夕方からはバドミントンに行った。
それにしても近所の公園で今日イベントやっとったみたいなんやけど、悉く行ってないわ。何やかんやでイベントやっとう日に限って用が入る感じ。