決勝戦に値する試合せえや!

録画してあった全日本総合バスケットの決勝を見た。アイシンvs日立である。
日本代表の柏木vs五十嵐、それに竹内兄弟対決が目玉といったところか。

第1クォーターアイシンの猛攻であっという間に10点差以上開いた。アイシンのディフェンスがええというのもあったんやろけど、日立のオフェンスがふがいなさ過ぎるだけのような。五十嵐は3年前の世界選手権の時から、悪い点が改善されてないように見えた。攻めが単調なんよね。直線的な突っ込みが多く、攻撃パターンが少ないからある程度マッチアップしたことのある相手やったら簡単に読まれる。

前半だけで40-18とアイシンがダブルスコアでリード。はっきり言って「これが決勝戦?」と思わせる点差と内容である。
しかし後半日立が反撃に出て差を詰めて、最後ファールゲームを展開するが、フリースローを決められ結局65-48でアイシンが優勝した。
第4クォーターはアイシンのフィールドゴールが最後の最後で柏木がレイアップを決めなければ、0という何とも情けない内容やった。日立も10点やったが、こちらは3P×2、2P×2でアイシンよりマシとはいえ、正直論外な内容。

これが全日本総合バスケットという、「日本一」を決める大会の決勝である。
あまりのレベルの低さに呆れ返るしかない。見とっても、「正直これは見る価値のない試合やな」と思た。よっぽどアメリカの中学生の方がレベル高い試合してくれるんちゃいます?
たまたまバスケ経験者でない人がこの試合をテレビで見たとしたら、はっきり言うてもう二度とバスケに近寄らん位の酷いお粗末な内容やった。
1年前のことで、ネットでスタッツを調べて思い出しながら書いとんやけど、他の人のブログでも書いてあったが、

お前らやる気あるんか?

と問い詰めたいほど、全くやる気が感じられなかった。でも、こんなチームが決勝戦に残るということは、それ以前で敗退したチームはもっと酷いいうことやから、もっともっと憂鬱やわ。
世界で一番レベルの低いアジアバスケで、更に上位に組み込まれへんというのがこの国のバスケレベルの低さを物語っとうわな。あーやれやれ、はっきり言うて「時間の無駄」やったわ。こんなんやったら見なんだら良かったわ。