タイトル

沢木耕太郎さんの「深夜特急」をテレビでやっとったんを見て、酷くそのテの旅行記に興味を抱いていた時期があった。通常の平日ではけして乗ることのない終電の快速も、ただの「平日終電的快速」やと仕事で疲れたサラリーマンが大量に、殺伐とした空気の中帰宅を急ぐイメージやけど、「深夜快速」と言うてしまうと、途端にどこか遠くの非日常の世界へ誘ってくれそうな、そんな魅惑の言葉になる。
そんな深夜快速に「飛び乗って」しまいたくなりませんか?鷲は帰宅時に「大垣行」に乗ると、このまま大垣に行ってしまいたくなる時がある。