D林君元気でやっとうかな?

出勤途中の話やねんけど、いっつも途中で乗り換えるんね。で、その車内アナウンスで「車掌は○○です。どこそこまで案内します」言うんやわ。今日はなんとその車掌名が中学の時の友達と同じ名前やった。その子は別に鉄道ファンという訳ではないし、声も違ったと思うし完璧別人やと思うけど、結構珍しい苗字やったからもしかして・・・と思た。

そこから、自分の中学時代を思い出した。その友達とは二年生の時しか同じクラスになれなんだが、とても親しくしとった。鷲は友達が少なく、できた友達には集中豪雨型の付き合いをしてしまう。
大抵集中豪雨の後に友達は転校していった。親の都合なんは分かっていたが、鷲視点からすると「鷲と友達になった子はどんどん消えていってしまう」。折角築いた友達関係がいとも簡単に崩れ去る図式に、まだまだ若かった鷲は耐え切れなかった。

彼とは違う高校に進んだ。そこから1,2度会うたが、それ以降の交流は全く無い。
鷲は同窓会が嫌いで、特に小中学校のは参加しないと決めている。だから、彼とは偶然の再会をせん限り、二度と会うことはないやろう。
もう戻れないあの輝いていた日々、日増しに遠くなっていくのに鮮明な日々に感傷的になっていたら、職場最寄駅に着いて一気に現実に戻された。