悲劇2 筑肥線がストップ

その時、向かいのホームの福岡空港行が発車していった。時刻表を見ると15:13発になっとるから、どう考えても早発やん。次の時間見たら15:36筑前前原行。駅のアナウンスで、「筑肥線が強風の為、15:14西唐津行は20分以上の遅れ」と放送しとった。しもた、さっきの福岡空港行に乗ったら良かった。
鷲は乗ろうとしとった15:14西唐津行が折り返して、それになると思とったが、西唐津行が6両なのに対して、15:36が3両やから別運用と推理。このまま待って西唐津まで行っとったら遅れるばかりやし、今回は西唐津訪問は諦めることにした。

高層建築が殆どなく風が吹き荒れるホームで延々と待った。寒いです。ひたすら寒い。待つこと半時間弱。遂に筑前前原行が入線してきた・・・はええが、姪浜方から来る列車との離合待ちで発車は更に遅れた。


唐津15:41(15:36)⇒筑前前原16:52(16:22) 筑前前原行 103系1500番台3連

発車したはええが風速計が基準値を超えたということで、時速25kmの速度制限を受けとった。殆ど止まりそうなチンタラ走行で、じれったくてイライラした。ただ凄い強風。海沿いを走り福岡県に入った。そして筑前深江駅では遂に完全に止まってもうた。また基準値を超えたらしく、線路点検をするので20分以上止まるということやった。その内どんどん天候は悪化。雹が降りだして、風で車両がかなり揺すぶられた。いつ動き出すか分からんから駅降りるわけにもいかんし、ずっと外を見ながら列車内で待っとった。

筑前深江駅
1面2線 の地上駅。ホームと駅舎は跨線橋連絡。
改札機:両両(簡易型)
トイレは臭突が見えたので、多分汲取り式やとは思うが、詳細は未調査。

気の遠くなるような時間を経て運行を再開した。しかし、自転車並の速度制限で途方に暮れた。いつまで経ってもこんなんでは博多駅には着かん。前原市に入ってからはベッドタウン的な風景が広がる。列車は定刻を30分遅れて前原着。改札コンコースに向かうエスカレーターは右空けやった。案の定と言えば案の定やねんけど、何だかなー。

筑前前原駅
2面4線 の橋上駅。
改札機:有入両出出
券売機:釦2、タッチ1
トイレ:改札内に 水洗 小3(1)、和1、洋1 多目的は未調査


筑前前原17:00(16:38)⇒姪浜17:12(16:52) 快速福岡空港行 103系1500番台6連

本来の予定では筑前前原以東の区間全駅下車となっとったんやが、今回の大幅なダイヤ乱れで下りてられんようになった。先発する快速に乗った。休日なので姪浜までノンストップ。今宿−下山門間で再び海沿いを走り、姪浜着。突然都会に入った感じがする。
福岡市交の管轄らしく、電子機器も駅の案内システムも基本は福岡市交タイプ。西口改札横の公衆電話には「国鉄地下鉄姪ノ浜」と書いてあった。

姪浜駅
2面4線 の高架駅。
トイレ:改札内に 水洗 小4(1)、和2、洋1