ハイキング・・・か?

朝目が覚めると昨日着いた時にはわからなかった周りの景色が鮮明に陽光を浴びていた。
軽〜く朝食をとって、上り口まで移動。武平トンネルを過ぎた駐車場に車を止めた。駐車場のトイレの裏に臭突が見えて中に入って確認したら、案の定ボトーソだった。
トンネルが滋賀・三重県境になっていて、上り口は滋賀県側にある。雨乞岳と書かれた看板の通りに山道に入る・・・が様子がおかしい。明らかに道がないのだ。「えらいキツい山やな」思いつつもけもの道ですらない岩場を登っていく。しかし登っても登っても道らしいものがなく、明らかに藪を強引に分け進んでいる状態が続いている。木の根や笹を掴まんと前に進まんというか、どうみてもこれは遭難です。本当にありがt(ry。
見通しの尾根に出て見渡すとはるかかなたに登る筈やった雨乞岳が・・・。そこからもどう考えても『ハイキング』ではない苦行が延々と続いた。笹が繁茂しているから進めるのであって、足場が完全になく落ちれば谷底的なルートで登る。もう少しで頂上の所にある巨岩に上がって見渡すと鎌が岳のルートが良く見えた。何とか御在所岳頂上到着。昼食をとる。ロープウェイで登れる山なので行楽客が多数いたが、鷲らと同じルートな人はおらんな(当たり前や)。滋賀・三重県境碑で記念撮影、題して『顔に県境を持つ男(パクリ・・)』