映画の感想

シャレード(原題:THE TRUTH ABOUT CHARLIE 2002)」⇒サンディー・ニュートンマーク・ウォールバーグ主演。
バカンスからパリの自宅に帰ったレジーナ(サンディー)は家具が無くなっていることに驚く。そして仲違い状態にあった夫が殺害されたことや、莫大な金を隠したまま亡くなった事を知らされる。その金を追って3人組が彼女に迫っていく。そんな時にバカンス先で知り合ったジョシュア(マーク)と再会する。そんな中ODCの者を名乗る男(ティム・ロビンス)とレジーナは会うが、男は会ったことを秘密にしてくれと言う。
ジーナ以外の登場人物が味方なのか、果たして敵なのか・・・・。最後の最後まで二転三転する展開は、見るものを引きつける。パリが舞台とあって、登場人物が英語・フランス語両方を使い、出演者もフランス・イギリス出身者が多い。アンナ・カリーナが本人役で出演。

最後まで誰が本当の事を言っているのか、誰がレジーナの味方なのかが分からない。途中で何度もレジーナとジョシュアの関係が、くっ付いたり離れたりする。パリというのがそうさせるのか、フランス語の響きからか、画面上に派手な物はないのに、なぜかとてもミステリアスに感じられた。トレビア〜ンざます(何。
映画の宣伝文句に「あなたは必ず騙される」だの「ラスト○分に予想外の展開」だの書いてあったら、注意深く見てしまって逆に先にネタが分かってしまう鷲は、今回の映画は「過剰な宣伝文句」なしで見た為、かなり楽しめた。