日曜はスロースタートで

午前中寝ていたため、今日は半日しかない。朝食が正午跨ぎやし。食後昨日行けなかった岡本梅林公園に運動不足解消を兼ねて行くことにした。しかし、鷲が極度の出不精のせいで出るのに時間が掛かってもた。小雨降る中、山麓にある公園目指して歩いた。ため息がでるような高級住宅街を通り、高台にある公園着。入口で特製のパンを頂いた。かつて梅の名所だった岡本だが、水害・戦災・宅地化で梅林消滅した。往時を偲ぶべく再現されたのがこの梅林公園で、雛壇状の園内のそこかしこに通路がある。一歩一歩進む毎に違った風景を楽しむことができる。梅はまだ殆どつぼみで、あまり咲いてなかったが、雨で黒さを増した枝の先に緑白色や紅色のつぼみに滴が付いている様は晴れの日にはない趣きがある。梅の木越しに見る神戸の街の間から見える小豆色の阪急電車もまたをかし。頂上の東屋で甘酒の振舞があった。夫婦やカップル、近くの大学生仲良しグループの中、一人ものの自分はかなり浮いてた。その後、山道をドロドロになりながら登って、保久良梅林(全然咲いてない)を見た。下山途中、岡本駅北東にY字分岐の路地があって、横尾忠則氏の「Y字路」の絵画にそっくりな構図に暫く見とれていた。摂津本山から電車で帰った。